凍ったクルマのフロントガラスの解氷を間違ってはいけない

寒さが強まるこの時期、クルマのフロントガラスが凍り付いて霜が付着している光景を毎日のように見かけます。

フロントガラスが凍り付いたクルマによる事故

以前、香川県で「フロントガラスが凍り付いたまま走った結果、歩行者をはねた」という事故がありました。

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2018年1月15日午前7時45分ごろ、香川県高松市内の市道を歩いていた小学生の男児2人が、後方から低速で走行してきた軽トラックにはねられたという事故が発生。幸い2人は軽傷で済んだ。

なんとその軽トラックは、フロントガラスの霜取りをしないまま走行していたという。

香川県警・高松南署によると、現場は高松市香川町浅野付近のセンターラインのない幅員約4メートルの直線道路。

小学5年生の男児2人は道路右側の路肩を歩いていたところを、後方から走行してきた軽トラックにはねられた。

男児は転倒し足などを打撲するなどしたが、幸いにも軽傷。

クルマを運転していた同市内に在住している70歳の男性にケガはなかった。

警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で取り調べをしている。

男性が運転していた軽トラックは、フロントガラスに霜が付着したままという状態。

若干は拭き取っていたとはいえ、前方はほとんど見えないという状態。

このため約10km/h程度の低速走行で、住宅の建物寄りの道路左側ではなく、ガードレールのある道路右側を走行していたものとみられる。

警察の聴取に対して男性は「前が見えなかった」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

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当時香川県高松市周辺は、気温がマイナス2.5度まで下がっていた。フロントガラスにしっかりと付着した霜はちょっと拭ったぐらいでは落ちなかったものと考えられる。

「前が見えなくても低速ならば大丈夫だろう」と、浅はかな考えが招いた事故。

前が見渡せない状況は危険でしかない。

朝のお出かけ前にが凍っているフロントガラスと格闘している人いますよね。

氷を溶かすには熱湯が有効に思えますが、クルマではそれが大変なトラブルにつながることもあるのです。

フロントガラスは複雑

昔のクルマのフロントガラスは、今のような合わせガラスではなくドアと同じ強化ガラスでした。

光をかざすと虹のような模様が見えるのが特徴でしたね。

それがなぜ現在の合わせガラスになったかと言えば、衝突のはずみで助手席の人が顔面をフロントガラスに打ち付け、目などに大けがをすることがあったからだと言われています。

合わせガラスは、2枚の材質の違うガラスとその間に特別なフィルムを挟んだ構造で造られています。

これは、事故などでフロントガラスが破損し、ガラスが飛散しないようするためです。

合わせガラスは強化ガラスと違い強度的に弱いと言えます。

さらにその構造が、熱湯をかけてしまった際の大きな問題となるのです。

ガラス素材は、熱によって膨張します。

フロントガラスは、2枚のガラスの中間に柔軟で硬い層を挟んだ構造となっており、フロントガラスが凍るほどの寒い朝には、ガラス表面にお湯を掛けても室内側のガラスにはお湯の温度が伝わりません。

しかし外側のお湯を掛けたガラスは、膨張します。

このとき外側と内側のガラスの膨張率に大きな差が発生し、限度を超えてしまうとガラスに亀裂が生じてしまいます。

そのため、熱湯をかけて霜を溶かそうとするのは、おすすめできません。

霜取りに適している方法

一番良いのは、霜がつかない環境を作ることです。
車庫またはカーポートでの保管がベストですが、カーポートはクルマに対して小さめの物だったり、クルマの駐車位置などにより凍る場合があります。
外気とフロントガラスが触れなければ、フロントガラスが凍りつくことを防ぐことができます。
車庫での保管またはカーポートなどがない場合、カーショップなどで販売されているフロントガラスカバーをかけるが効果的です。

フロントガラスの氷霜除去ネット

凍った場合の簡単な霜鳥法は、水道水やぬるま湯をかけることです。

軽度の霜であれば、15度~20度程度のぬるま湯でも、霜は取れてくれますので、バケツ2杯分くらいの水をかけるといいでしょう。
しかし、気温が氷点下の場合は、掛けたお湯や水が凍結するのでおすすめできません。

霜がついてしまったときには、市販の解氷スプレーを使用するのがカンタンでベストと言えるでしょう。

フロントガラスの撥水加工

私はフロントガラスの撥水加工を行ったことがあります。
市販の撥水剤を塗るか、ディーラーやガソリンスタンドやカーショップなどで施工してくれます。
市販の撥水剤は効果が弱くなる前にこまめにかけ直します。
塗る手間はかかりますが安価にできる対策であり、効果が弱くなってきたと感じたら、暇な時にサッと作業しておけば大丈夫です。
霜も氷も水分ですので、その水分が凍ってフロントガラスと密着することで凍結が取れにくくなります。
しかし撥水処理をされたフロントガラスは、水分を弾く効果によって、フロントガラスから浮いた状態で凍っているため、手でさっと払うだけで霜が取れるのです。

最終的にベストと言える対策

お湯をかけたり、カバーを外したり、スプレーを使用したりなど、朝の忙しいときには出来るだけ作業をしなくてもよい環境を作りたいものです。
出発するまでに時間がかかってしまいますから、できるだけ事前に対策をしておきたいところです。
冬場のフロントガラスの凍りつきは、避けては通れないものです。
フロントガラスが破損すると、とんでもない交換費用がかかります。
破損の可能性のある熱湯は、絶対にかけないようにしてください。
こんな方法もあることはありますが、
 

霜取り 車用 アイススクレーパー

なみに私は有効期限の切れたクレジットカードで、霜をこすり取っています。

ハッキリ言って手間です(笑)。

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