ドライブレコーダーとは?
ドライブレコーダーは、もしもの自動車事故の際の記録のための映像・音声などを記録する自動車用の車載装置のことを言います。
もしもの事故の際の記録としてはもちろん、それだけではなくドライブ旅行の際の思い出としてドライブの映像を録画映像として楽しむこともできます。
万が一の事故のために
ドライブレコーダーの前方映像の一部分
とは言ってもやはりドライブレコーダーが活躍するのは、事故のときですね。
私は半年ほど前、信号機のある交差点で出合い頭の衝突事故に遭いました。
双方が青信号での交差点侵入を主張する中、目撃者はいましたが既にその場を立ち去っており、警察の現場検証でもどちらにどれくらいの過失があるかは当日の時点では分からないとのことでした。
ただ交差点の近くに郵便局があり、その防犯カメラに事故の様子が写っているだろうとのことで、その解析を待つことになったのです。
結果後日警察から、”赤信号で侵入していたのは相手の方でした。”という連絡がありました。
この度の事故では双方に車にドライブレコーダーが取り付けられておらず、また目撃者もいないということで、もし防犯カメラの映像がなければ警察の方のお話では、”事故原因が究明されるまで相応の時間がかかるだろう”ということでした。
ドライブレコーダーの効果
以上の通り事故原因解析に強力な味方になってくれるドライブレコーダーですが、他にもあおり運転を受けた場合の証拠映像になったり、理不尽な取り締まりの摘発に対する抗議のための証拠になったりと事故以外にも役に立ってくれます。
更にドライブレコーダーを取り付けているという認識から、交通安全に対する意識の向上効果もあるようです。
ドライブレコーダー選び
次のようなドライブレコーダーの機能が付いている機種もあります。
◉映像と共に録音ができる。
◉車のエンジンを切っても録画して駐車中も愛車を監視することができる。
◉事故を起こさために運転ミスを警告してくれる。
◉動画だけでなく、静止画も撮影できる
◉映像記録と共に、車の速度やGPS情報などを計測・記録できる。(映像だけでなく、様々なデータを取得できて便利です。)
前方の映像だけでなく後方の映像も記録してくれる機種は、特にあおり運転の被害に力を発揮します。
様々な機能を持ったドライブレコーダーが、快適で安全なドライブをサポートします。
車購入時に取り付けてもらうのが一番ですが、後付けされる方はオートバックスやイエローハットなどのカーショップで購入時に取り付けてもらう他、自分でもやろうと思えば、インターネットや取扱説明書を参考にすることにより、取り付け可能です。
ただしあまり自信のない方は取り付けてもらうことをお勧めしたいと思います。
普段はドライブレコーダーの効果を感じることのできる出来事に出逢うことはないでしょう。
しかし万が一の時の保険として、ぜひ取り付けをお勧めしたいと思います。