エントリーの不思議!?
自分がエントリーすると、なぜか反対方向へ動く
どうしてだろう?
これについては多勢が決済するポイントでエントリーしている可能性が高いと思われます。
例えば、上昇始めたから買ったとすると、その時点で上昇したから決済しようという多勢がいたってことになる場合があります。
特に急上昇に飛びついた場合、どーんと下げるのはこのパターンでしょう。
こんな時に冷静でいらればいいのですが、ついつい熱くなると取り戻そうと思ってまた反対方向へのエントリーをしてしまう。
するとまた相場は悲しいかな、反対方向へ動いてしまう。
熱くなっているときはついつい一気に損した分を取り戻そうとして大きいロットで取りにいこうとする。
もうこうなると短時間でドカンと損失が膨らんでしまうということになりかねません。
相場に向き合うときは、常に冷静でなくてはいけません。
毎回決済するたびに、利益が出ても損失が出ても、なぜこういう結果になったか考えてみる余裕が必要です。
熱くなる = 負け なのです。
窓埋めの法則
窓が開く、即ち前日のろうそく足と次の日のろうそく足との間に空間が出来るという状態ですが、為替相場の場合24時間取引が行われていますから、窓が開くのは週の始まりということになります。
窓が開くといずれ窓埋めに向かうということになりますが、相場の勢いが強い場合直ぐには窓埋めに向かわない場合があります。
相場の勢いが強い分、安易に窓埋めに期待をしてエントリーしてしまうと、見る見るうちに損失が膨らんでしまいます。
窓が開いたというだけでエントリーの判断をしてはいけないのです。
レンジブレイク
相場の転換点にレジスタンスラインやサポートラインがあります。
それぞれのラインで相場が反転している場合は一定の動きが継続するのですが、一旦そのラインを越えてしまうとまた新たな相場が始まることになることが多いようです。
これを利用してレジスタンスラインやサポートラインをエントリーに使う投資家がいます。
ただ、これらのラインを超えたからといっていきなりエントリーしても、相場がまた元に戻ってしまうということはよくあることです。
レジスタンスラインの少し上に指値をして待っていると、エントリーした瞬間相場が反対方向に動いてしまうという経験をされたかたもいらっしゃると思います。
レンジブレイクについては、初動でのエントリーは避けるべきだと言えます。
まとめ
なぜ相場は自分を裏切るんだろう、と思ったらそれは自分のやり方が間違っているんですね。
相場は常に正しい、そう思って相場に向き合っていただきたいと思います。
上手くいかない場合は必ずそれなりの原因があります。
常に冷静になって、その原因と対策を考えていただきたい、そう思います。