私は初めてインターネットに出会ってから独学でHTMLを学び、プロバイダーのホームページスペースでホームページを作成し、ブログを始めました。
消えたブログ
その後数年の間ブログの運営をしておりましたが、今年初め頃にレンタルサーバーから届いた契約更新の手続きを行わなかったたため、独自ドメインを取得しワードプレスを使って苦労して作り上げたいくつかの大切なブログが、一斉にインターネット上から消滅してしまいました。
その後、レンタルサーバーとの再度の契約でも新規契約と同様に初期費用が必要との理由から、放置しておりましたが、この度約1年ぶりに復活させました。
ブログ復活のきっかけ
たまたまレンタルサーバーのサイトで
”初期費用無料のキャンペーン中!”
という画面を見たのがブログを復活させるきっかけとなったのですが、独自ドメインは契約期間が残っていため、後はサーバーの契約をするだけでブログ運営の準備を整える事が出来ました。
レンタルサーバーの契約切れの結果
①レンタルサーバーの契約更新期間中に更新手続きをしないと、レンタルサーバーに保存してあるデータは全て消えてしまいます。
レンタルサーバー会社にデータの復活を希望しても、基本的に一度消えたデータは元には戻りません。
②レンタルサーバーとの契約が切れたまま放置すると、Google Adsenseがリセットされる可能性があります。
Google Adsenseのリセット
サイト消滅などの影響で5 か月にわたって広告表示がなく、次の 30 日間に広告表示がなかった場合はGoogle Adsenceアカウントがリセットされます。
リセットされても再開は可能ですが、再度審査が行われます。
最近の審査は難易度が上昇しており、複数回の審査で繰り返し不合格になることも多いようです。
また再審査は直ぐにでも可能で何時でも受け付けてもらうことができますが、続けざまに不合格になると1か月以上審査がストップする場合があります。
失効したAdsenceのアカウントが審査が甘かった時代に取得したAdsenceのアカウントの方は、高品質の記事で作り上げられた良質のサイトであれば問題はありませんが、発展途上のサイトでは審査をパスするのに苦労する可能性があります。
そもそもGoogle Adsenceに関しては、審査をパスできないレベルのサイトでは、アクセスもままならないと思われますし、報酬もASPの案件と比較してかなり低いので特に気にする必要は無いのではないかと思います。
ブログ記事作成へ
私の場合ブログが消滅し手許に過去の原稿や資料が残っていなかったため、改めて0から作り上げるのは簡単ではありません。
100近い記事がありましたので、毎日1記事新たに作成しても約3か月かかります。
記憶を頼りに記事を再構築するには、限界もあります。
サイトは保存されている
インターネット上に世界中のサイトの情報が保存されているサイトがあります。
それを活用すれば、サイトの再構築がかなり楽になります。
レンタルサーバーの契約状況の把握
サイトを消滅させない。
この一言に尽きます。
レンタルサーバーを継続して利用していくのであれば、自動更新を利用するなどして失効を防いでください。
レンタルサーバーの契約更新
レンタルサーバーの契約更新は管理画面から行いますので、各レンタルサーバーのログイン方法を確認し、契約期間内に更新と支払いを済ませるようにしましょう。
また、万が一、支払いを忘れてサイトが消えてしまった場合は、まず落ち着いて、レンタルサーバーの管理画面にログインし、支払いがされていないことを確認し、速やかに支払い手続きを行うことです。念のため、メールやチャットで状況を説明すれば、レンタルサーバー会社から親切な対応と説明があるはずです。
一時的にでもサイトが消えることは、運営者だけでなく、閲覧しているユーザー・顧客にとっても不安の種であり、ブランドを傷つけることにもなりかねません。支払い忘れによるサイトの消滅はできるだけ避けましょう。
レンタルサーバーの契約が切れても、事情を説明すれば簡単に復活させてくれると思っているならば、それが後になって”甘い考えである”ということに気づくことになります。
大切なサイトが消えた上、Adsenseのアカウントのリセット、サイトの再構築及び再審査が発生することは、思っている以上の労力が懸かる事を意味します。
メールアドレスを複数持っていたりするなど、メールのチェックが甘いために気付かぬうちに大切な資産であるブログ・サイトを失ってしまったということの無いように、レンタルサーバーの契約状況は頭に入れておきましょう。
サイト運営にあまり力を入れていない方ほどサイトが消える可能性あるようですが、時間と手間と労力をかけて作り上げた大切な資産を失うことの無いようにしていただきたいと思います。
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