エアコンのフィルターをこまめに掃除することで、省エネ効果が高まり、節電につながるという話を聞いたことはありませんか?
聞いたことはあっても、いざ実行するとなると「難しそう」「面倒くさい」という方も多いのでは?とあきらめている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自宅で自分でできる簡単なエアコンのお掃除方法をご紹介します。
エアコンの汚れとは?
エアコンは空気を循環させているため、ホコリを吸い込み、本体やフィルター、機械内部に蓄積されます。ペットを飼っている家庭では、ペットの毛も吸い込みます。ファンや吹き出し口を集中的に掃除しましょう。
カビ
エアコンの内部は非常に結露しやすくなっています。そのため、カビが発生しやすくなっています。特にフィルター後部のアルミ製冷却ファンにはカビが発生しやすい。シーズン初めのカビ臭さはこのためです。
微生物について
カビだけではありません。他の微生物も注意が必要です。黒くてヌルヌルしているので、タバコの煙のように見えますが、実は微生物の固まりなのです。
エアコンを掃除しよう
掃除の前に、必要なものが揃っているか確認しましょう。
掃除に必要なもの
ビニール袋
粘着テープ
プラスチックフィルム
布
歯ブラシ
クリーニングの手順
(i) まず、エアコンの電源を切ります。次に、ドライバーでエアコンの前面パネルを取り外します。機種によって固定方法が異なりますので、取扱説明書を見ながら作業してください。
(ii)エアコンからフィルターを取り外します。周りにホコリが飛ばないように注意しましょう
(iii) エアコンの電気部分にビニールフィルムを貼って防水し、エアコンの底部分にビニール袋を被せてテープで固定します。
(iv) エアコンの吹き出し口部分に泡タイプのエアコンクリーナーをかけ、20~30分放置します。
その間に、冷却フィンにエアコンクリーナー用スプレーを吹き付け、布で拭き取ります。
20~30分後、吹き出し口周辺にリンススプレーを吹き付け、洗浄用の泡を落とします。
吹き出し口の風向調整羽根を布で丁寧に拭いてください。
(viii)エアコンの前面パネル、エアコン本体の外側を拭き取ります。頑固な汚れは、中性洗剤を布に染み込ませてから拭いてください。
(iv) フィルターとフロントパネルを交換します。その後、エアコンの送風機能を30~60分ほどONにします。
清掃時の注意事項
電気系統の部品は、水分の侵入による故障を防ぐため、ラップで覆ってください。水滴でエアコンが汚れるのを防ぐため、エアコンの底に付いているビニール袋をテープでしっかり固定してください。
洗浄液を吹き出し口に塗布するときは、風向調節羽根を閉じて、液だれしないようにしてください。
洗浄液がエアコンに残らないように、洗浄終了後30~60分程度、送風して十分に乾燥させてください。圧力洗浄機をお持ちの場合は、エアコンクリーナーの代わりに使用することもできます。
エアコンのフィルター掃除の方法
必要なもの
新聞紙
掃除機
中性洗剤
布
柔らかいブラシ
エアコンのフィルター掃除の手順
(i) まず、エアコンの前面パネルを取り外します。取り外し方法は、各取扱説明書を参照してください。
(ii) フィルターに軽く掃除機をかけます。ほこりの飛散を防ぐことができます。
(iii) フィルターを丁寧に取り外してください。
(iv) フィルターの外側を掃除機で吸い取る。小さな面積の場合は、掃除機のノズルを取り替えてみてください。
(v) 掃除機だけでは落ちない汚れがある場合は、シャワーを浴びて柔らかいブラシでこすり洗いします。それでも汚れが落ちない場合は、薄めた中性洗剤で洗ってください。
(vi) フィルターの水分を布で拭き取り、陰干しする。
フィルターが十分に乾いたことを確認し、元の位置に戻す。また、フロントパネルを取り付ける。
掃除の際の注意点
エアコンの下に新聞紙を引くと、落ちたホコリを集めやすくなります。
上記のように、フィルターを引き出す前に軽く掃除機をかけると、ホコリの飛散を防げます。
目詰まりを防ぐため、外側から掃除機をかけ、内側からシャワーをかける。
エアコンの電気系統の腐食を防ぐため、フィルターを十分に乾かしてから元に戻す。
エアコンを清潔に保つための注意点
エアコンを使用した後は、結露やカビを防ぐために、しばらくエアコンを運転することをおすすめします。送風機能のないエアコンの場合は、暖房モードで温度はそのままで運転しても、同様の効果が期待できます。
エアコンのフィルターには、部屋のほこりやペットの毛などを吸い込んだものが付着しています。ホコリが部屋に舞わないように、こまめに掃除してください。部屋を掃除して、しばらくホコリを落ち着かせてからエアコンをつけると、ずいぶん違いますよ。
まとめ
自宅で自分でできるエアコンの掃除方法についてまとめました。どんな汚れにも言えることですが、エアコンは汚れを溜め込まないようにこまめに掃除することが大切です。週に1回など、定期的かつ計画的にフィルターの掃除をするとよいでしょう。
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