ダイエットは運動と食事が基本ですが、運動で痩せるにはかなりの努力が必要です。

太りやすい体質の人は太りやすいですが、太ってから痩せるのはとても難しいので、カロリーの摂取と消費を意識した日々の生活が良い結果に繋がります。

毎日少しずつ消費カロリーを増やしたり、消費カロリーを減らしたりすることができれば、体脂肪を燃焼させることができるのです。

1日20キロカロリー

これって何だと思いますか？

実は、1年間で蓄積された脂肪1kgあたりの1日のカロリーなのです。

1kgの脂肪を落とすには7,000～7,500キロカロリー必要なので、1日20キロカロリーで1年かけて1kgの脂肪を入れ替えることができるということです。

ちなみに、内臓脂肪を1kg減らすと、腹囲が1cm減ることに相当する。

毎日20キロカロリーの積み重ねが、1年で数キロの足し算、引き算になるのです。

たかが20キロカロリー、されど20キロカロリー。

それが掛け算で大きな差になるのです。

ダイエットの基本

繰り返しになりますが、ダイエットの基本は「摂取カロリー」マイナス「消費カロリー」を赤字にすることです。

そのためには、摂取量を減らすか、消費量を増やすか、あるいはその両方を同時に行うしかありません。

では、1日にどれくらいのペースで行えばいいのでしょうか。

リバウンドを防ぐためにも、ダイエットは時間をかけて緩やかなペースで徐々に体重を減らしていくのが理想的です。

例えば、1ヶ月に1kgの減量を目標とする場合、1日あたり約230kcalの減量が必要です。これは、ご飯をお茶碗1杯分（140g）食べたり、約80分間早足で歩いたりすることに相当します。

これを達成するためには、摂取量を減らすか、消費量を増やすか、あるいはその両方を同時に行うしかありません。

では、1日あたりのカロリーコントロールはどれくらいのペースで進めればいいのでしょうか。

ダイエットは、一度に無理なダイエットをするとリバウンドの原因になるので、時間をかけて徐々に体重を減らしていくのが理想的です。

例えば、1ヶ月に1kgの減量を目標とする場合、1日の摂取カロリーを約230kcal減らす必要があります。

食事なら米1合（140g）、運動なら早歩きで消費する場合、約80分かかると言われています。

どれか1つから始めてみてください。

ダイエットの方法はいろいろありますが、些細なことでも自分にとって続けやすい方法を選ぶことが成功の秘訣です。

毎日○○しましょう！」と言われる。毎日あれをやれ、これをやれと言われても長くは続かないし、指示通りにやっても結局失敗したら意味がない。

エスカレーターを階段に変える。
週に一度だけ、毎日飲む缶コーヒーをやめる。
月に2回だけ夕食後のデザートを我慢する。
週に一度だけ、散歩をする。
のんびりしたペースで移動する。

痩せる・太るための運動が苦手な方でも、生活の中での活動量を増やすなど、日々の小さなライフスタイルの変化が、健康や体型に良い影響を与えることを再認識していただければと思います。

車の利用をなるべく控える。
歯磨きの時間につま先立ちをする。
テレビのコマーシャルの時間に腹筋をする。

短期間に大きな目標を掲げて一気に痩せようとすると、体にも精神的にもキツくなってしまいます。

どれか1つだけ実践してみてください。

慣れてきたり、気持ちに余裕ができたら、少しずつ増やしていきましょう。

ダイエットを成功させるために

本や雑誌、テレビなどを見ていてもわかるように、世の中にはダイエット方法があふれています。

私たちはそうした情報に導かれ、いわゆる◯◯式ダイエットと呼ばれる方法を次々と試し、時間とお金を浪費してしまうことになります。

もっと簡単で手軽なダイエット方法はないだろうか。いろいろな方法を試してみたいという気持ちはよくわかります。

しかし、どのダイエット法も基本はほとんど同じです。

自分ができそうなことから始めてみてください。
そうすれば、小さな変化に気づくはずです。

そうすると、もういいや。

もっとがんばりたい」と思うようになるはずです。

ダイエットを続ける秘訣は、小さな成功体験を積み重ねることです。

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